マインドセット

子供の趣味を勉強に活かすポイント(山城ver)

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あなたのお子さんはどんなことが好きですか?

将来はプロ野球選手になってほしいから、リトルリーグで野球をさせたい!

将来は医者になってほしいから、今から勉強させるために塾や英会話教室など習い事をいっぱいさせたい!

わが子に対する期待は、親の楽しみの一つだと思います。

 

とは言ったものの、思い通りにいかないのは世の常ですよね(;^ω^)

私も子供の頃からゲームが好きで、遊んでばかりでよく親に怒られていました(苦笑)でも、くじけない()

 

それでも私が好きだったものが、どのように今繋がっているかをお話ししたいと思います。

正確に言うと当時はそこまで考えていません。その時にこういう考え方を持てていれば、もっと活用できたかなと思うことを書きたいと思います。

ゲーム

これは現代っ子なら言わずもがなでしょう。私の時代はスーパーファミコンが普及してプレイステーションを小学校卒業ぐらいに買ってもらいました。小学校時代はファミコンしか持っておらず、友達の持っていた次世代機種が羨ましいのなんのって…(*´Д`)買ってもらった後は高揚感が爆発して、それは遊びまくりますよね()

ちなみに私が主に好きなゲームがドラゴンクエスト、ファイナルファンタジーといったロールプレイング(RPG)系、ファイアーエムブレムというシミュレーションRPG系、チョロQといったレース系、パワフルプロ野球といったスポーツ系などです。前述の2つはシナリオ性やストーリー性、後述2つは競争性をテーマにしています。

 

これを元に、前述2つからは役割分担の重要性を学びました。力が強いキャラだけでも勝てないし、魔法が使えるキャラだけでもうまく進まない。それぞれには任された役割があり、それを全うする大切さを学びました。延いては社会に出てからもその考え方や感覚は活きています。後述2つからは負けず嫌いが養われました。相手よりも上を行きたい、自分の力で伸し上がる心構えを教えてもらいました。(その時に前述2つのストーリー性から歴史から学ぶ姿勢も形成できればよかったのですが、当時はゲームすること自体が目的でストーリーの良さとかそっちのけでした()

マンガ

ドラゴンボール、ダイの大冒険などゲームと似たタイプも読みましたがここで挙げるのは金田一少年の事件簿です。どうやって犯人は被害者を殺害したのか?そのトリックは?トリックを利用するのに使用するアイテムの調達方法は?その動機は?などなど、1つの事件を比較的ゆっくりした進度で進むかつ理解できるため、考える力やその繋がりの凄さを感じました。

これは数学を解く際の、解答の流れを理解する部分は当時でも役に立っていたと感じていました。(余談ですが私の理解力がないせいか、名探偵コナンは読んでいて話の展開も早くトリックが良く理解できない状態が続いたため、32巻ぐらいで断念しました)

地図

これは自分の学習机にあるデスクマットが、普通の世界地図でした()小学校低学年に買ってもらう机なので、当時の流行りもののキャラクターが描かれたデスクマットもあると思いますが、私の場合は何故か地図でした。ただ、これが良かった。他でも述べましたが、私はこの仕事を始めるまで基本的に勉強嫌いでした。小学生の頃に親から勉強するよう促され、机に座るものの、まあ集中力のないこと()よく問題集を閉じてはデスクマットの地図を眺めていました。

そうすると中学校1年の最初の地理の授業で、世界の国名テストがあった時のこと。とにかく知っている国の名前を書けるだけ書きなさい、という内容でした。そのテストの対策は全くしていなかったものの、名前だけで80か国ぐらいはすでに覚えていました。また、当時私が通っていた進学塾でも白地図を元に世界の国名テストがありました。そこはデキる人たちばかり(後に東大や京大へ進学した人も)で、何か一つでもいいから負けないものが欲しいな、となった時にこれが活きました。他の科目やテストはそうでもないものの、これだけは無双。一時期は180か国ぐらい無駄に覚えていた時期もありました()とにかく、記憶力が磨かれました。

まとめ

今回は恐縮ながら私の当時の趣味の話をさせていただきました。趣味の内容が直接活きるかどうかは好きになるもの次第ですが、好きなものに驀進する力は今後もどこかで必ず生きてきます。たとえそれがどんなに勉強に直接関係のないものだったとしても、それが勉強とどう繋げられるのか?ということを考えていくことが大事だと思います。趣味で前に進む経験をして、それをほかの分野でも前に進む原動力に転換していけば生きていきます。

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